月別アーカイブ: 12月 2025

リハビリをする意味

脳出血の急性期であっても
リハビリをしました。
血圧を見ながらのリハビリ
血圧が高い時は
ベットの上でできるリハビリ。

まずは座って腰を安定させる
手を上下に上げたり
指を少し動かしてみたり・・・など
ベットでもできるリハビリを組んでくれた。

リハビリの基本は
休むことなく
その時できることをするのが基本。
最初は
もの足りなさもあったけど
もっとしたくても
今日はこの辺で終わりましょうと言うこともある。
そして
担当のリハビリ師さんも決まって
勤務の日はいつも見てくれるので
とても心強く、安心できる。
ただ、お休みの日もある
その時は別のリハビリ師さんが担当で
続きのリハビリをしてくれる。
担当のリハビリ師さんと連携がとれていて
続きがスムーズにいくととても安心できる。

主治医もそうだけど
自分のことをずっと見てくれる
今の自分の状況をわかってくれて
一緒にゴールを進む方向を見てくれていると
思える人の存在はとても多い。

日頃診療していて
患者さんもお忙しいので
受診できる状況で病院を転々される方もいらっっしゃるが
きっと不安な気持ちで受診されてたのだと思う。

そういう患者さんでも
安心して受診できたと思える
医院作りって大切だと思う。

そして
血圧など安定し
リハビリが予定通りできそうなときは
リハビリ室に行ってのリハビリ。

リハビリができる日は
目一杯リハビリに取りかかります。
あるときは
いきなり歩いてみまいて見ましょう。と言われた。
今までは支えなしでも立てないのに
今まで、何も考えて歩いてたけど
歩きましょうと言われて
足を前に出そうと思っても
全く足が前に出ない
その時、リハビリ師さんが
体重移動しないと足が出ないことを教えてくれた。
そうなんだ
体重移動をして歩いて行たことに
始めて気づいた。

リハビリをすることは
僕に機能回復以上のことを
伝えてくれることになる
大変重要な勉強だと言うことに
のちに気づくことになるのです。

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言葉を話せないだけで思いはいっぱいある

みぞろぎ梨穂さんという詩人がいる。
この女性は
普通の女性と言うだけでなく
この女性は生まれてすぐ低酸素によって
一生寝たきりの最重度脳障害の女性なんです。

自分で食事もできない
しゃべることもできなかった彼女が
どうして詩人になれたかというと・・・
國學院大學で障害児教育を研究されている
柴田保之先生との出会いによるものです。

柴田先生は
障害の重いこどもの中に存在する
「内的な言語の存在」に気づかれ
梨穂さんの内面にある言葉を
引き出してくれたのです。

柴田先生に引き出された詩のひとつを詩を紹介します。

「私の未来はどんな未来だろう
私はひたすら生きる意味を探して
今を生きる
本来の私は
どこで終わるかわからない
けれど終わりの日が来ても
悔いを残さないように
楽しく今を生きる
私の人生は大変なことばかりだった
苦しいこと何回もあった
だけど今はとても幸せ
私を理解してくれる人は増えたし
私の声を聞いてくれる人は増えたし
私の声を聞いてくれる人も
多くなってきた
そんな時代に生まれてきた私は
幸せかもしれない。
今はまだ生まれてきた意味は
曖昧だけれども
いつか必ず見つけてみせる」

この詩を読んで
障害者といわれる人にも
いっぱい言いたいことがある。
僕も小児科医として
そのこどもたちの声を感じて
診療していかないと行けないと強く思った。

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生まれつきは変えられる

遺伝子工学の発達により
癌や難病の遺伝子が
判明されるにつれて
病気になるなりやすさや体質を
帰ることは難しいのではないか
という考えが広がっています。

でも、僕は
生まれつきは変えられるのではないかと
思います。

実は
遺伝子はいつも
100%つかっているのではなく
使われている部分と使っていない部分とに
別れています。
と言うことは
病気になるときは
病気の遺伝子のスイッチがオンになった状態。
ですから、病気の遺伝子のスイッチを
オフのままにして生き続ければ
病気にもならず
ひょっとしたら
運命さえも変えて
生きることができるかもしれません。

神様は
人間をはじめ
全ての物は良い方向へ進化すうように
プログラムしてるのではないでしょうか
そのプラグラムは
全ての生物の遺伝子に組み込まれている。
そして
成長したい時に
遺伝子スイッチをオンにすれば
成長するように自然に進み出すのです。

つまり
遺伝子のスイッチは
「良き方向に」進みたいと思えば
オンになるのです。

ソクラテスは
人間は本質的に
「善き」を求めて生きる存在であり
それが
宇宙の根源の法則であると考えました。

つまり
人は、「善き」ことをするために
この世に生まれてきたとも考えられます。
人間には
善きことをするように
プログラムされた存在であると言うことです。

「善き」こととは
現代社会を営むための
ルール、法律でも道徳でもなく
もっと大きなもの
あなたがこの世に生まれてきた目的を
実行することではないかと思います。

今回この世に生まれてきた目的を果たすこと
つまり
魂の成長のためにするあなたの思い、行動。
あなたの魂を成長させることが
あなたにとっての「善きこと」と言うことになります

善きこととは
人間全体がが暮らすためにあるのではなく
まずはあなたにとって善いことであること
その生き方が
この宇宙全体を動かしている
宇宙の理や力という物だと思うのです。

宇宙も
膨張し続けていると言われています。
つまり
成長し続けてるのです。

成長こそが
万物の本質であり
あなたの魂が善の成長するように生きていけば
遺伝子の成長のスイッチがオンになることでしょう。

我々は
成長するために生まれてきていることを
忘れてはいけないのです。

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六つの顔

狂言界の至宝・人間国宝野村万作の
文化勲章受章を記念して作られた
ドキュメンタリー映画。

この映画の醍醐味は
受賞記念講演で演じられた
狂言「川上」のノーカット版。

狂言を観るのは初めて
とても堅苦しいものではなく
狂言とはウィットにとった喜劇だけど
日本語が少し古めかしいこともあったけど
映画なので字幕つき解説があって
狂言「川上」をどうして
93歳の現役狂言師がこの演目を選んだかがよくわかった。

「川上」は
盲目の男が
視力を回復するために地蔵菩薩にお詣りする。
地蔵菩薩は
視力回復をするのと引き換えに
「妻とは前世での悪縁であるために
離別するように」と告げるのです。
里に下りて
視力か、尽くしてくれた妻か・・・と究極の選択に迫られ
視力回復を選び、妻に離別してくれと頼む。
それに対して妻がどうしたか・・・

ここにただの喜劇ではない
現代にも通じる大切なテーマがあって
こころが持って行かれた。

盲目の男を野村万作が勤め
対する妻を息子の野村萬斎が努めた

その二人のやりとり
盲目の男の手を取る姿
夫婦の絆にとどまらず親子の絆
世代への引き継ぎなど
深い深い演技内容だった。

そして、神は伝える
「前世の縁よりも、仏の思いよりも
現世の縁を大事にしなさいと」

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義理ではなく人情を大事に

若い時はお付き合いは大事にしてきました。

だから
義理で慶事に出席したり
会合に出たり
また頼まれると義理のために
断れないことも多々ありました。

そして、年齢が進むと
義理でおつきあいが負担になってきます。
ですから
義理にお金をかけたり、礼を尽くすことよりも
もっと大事なことに
礼もお金を尽くすのは
義理にはほどほどにして
人情に対して行動するべきだと思うのです。

これからはお別れの場面に出くわすことが
増えてくることが予想されます。
その時悔いを残さないように、
これからの人生はお世話になった人に
十分礼を尽くすことが大事だと思うのです。

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リア充アピールに注意

年を重ねてくると
若い時とにはなかった
年長になってきたので
手本用になるように生きていかなければ
という気持ちが増えてきます。

実際色んな経験をしたのだから
その経験を伝えたいという気持ちが
あふれてきます。

その時、僕が気を付けているのは
リア充のアピールになってはいけないと言うこと。
最近SNSの投稿を観ると
こんな美味しいものを食べた、こんな所に行った
素直に喜んでいる気持ちを表しているのもあるけど
何だか見栄を張っているのか?
と思えてしまうものがあります。

そして
インスタ映えを狙えるものにお金を使っている人も
多いように思います。

お金の使い方として
自分の心を満たすためのお金の使うのは
自分に対する大きなメリットだと思います。
ただ、見栄を張るためにお金を使うことは
最後には虚しさしか残らないような気がします。

リア充アピールための生活は、SNS時代に潜んだ
大きな落とし穴だと思います。

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自らがパワースポット

今年も残りわずかになると
今年一年を振り返り、反省し
来年をもっといい年にしようと
お正月は
初詣をしたり
パワースポットを訪れる方も多いと思います。

人類の歴史をみると
最近ではコロナで揺れ動く不安定な時期
2000年など節目の時期などには
人々は
気持ちも不安定に成り
来年はこうなる
これからはこんな風に進んでいくなどの
様々な予言のようなことが
ささやかれてきました。

20世紀末に大ブームを引き起こした
ノストラダムスの大予言も
このような人々の不安をあおる一因に
なったのかもしれません。

実際
大予言は当たったのでしょうか?
人類の歴史は2000年になってからも
現在まで生き続けてるし
大きくとらえると外れたと言うことに
なるのでしょう。

でも
占いや予言を受け取った人の中には
色んなことがご自身の事件として
起こっているので
実はあったと思っている方も
いるかもしれません。

占いもそうですが
予言といわれるものも
当たることもあれば
当たらないこともあると思います。
その当たった、当たらないを決めているのは
自分自身の心が決めているのです。

つまり
自分の心のありようが全てだと思うのです。
将来のことをさもあるかのように
ささやかれたとき
そのことをどうとらえ、どう生きていくかを
問われているのだと思います。

予言や占いを
乗り越えていく人間力を
持っているかどうかを試されて
いるかもしれないと思うのです。

不安なことを
吹き飛ばそうと
現代は、パワースポットブームで
多くのかたが神社巡りをされています。
パワースポットに行って
神社の神様からのお力をお借りして
この危機を乗り越えようとお参りします。
パワースポットに行くことは
いわゆる「神頼み」というように
自分以外の他力に依存していることになります。

病気になったときも
神様に頼りたくもなりますが
一番力を感じたのは
自分のうちにある
自分自身、自分のからだが持っている
うちから来るエネルギーでした。

本来一番強いエネルギーは
自分の内面から湧き出すエネルギーだと言うことに
病気になると気づきます。

ノストラダムスの大予言の中に
「心が正しければ生き残る」と
予言を乗り越える方法が
書かていたそうです

神様やご先祖様に対して
感謝の気持ちを込めて
手を合わせることは大事ですが
不安を取り除く力
パワースポットは
自分の中にあることを忘れないで下さい。

パワースポットは
自分の力で生み出していく物もの
家や、仕事など
自分のなすべき役割を
誇り高く、最高のものであるという自覚を持って
過ごすことが
人を更に豊かにし
パワーの源になると思うのです

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「自分らしさ」とは

 

「自分らしさはなんですか?」と聞かれると
色んな答えが返ってきそうですが
それはいろんな意味が含まれた言葉だからでしょう。

自分らしさと言えば
他の人と比べて自分の得意なこと、できること
という「強み」を
あげる人もいることでしょう。
面接などでも自分の得意とする強みを
胸を張って答え
強みを自分らしさとして答えるでしょう。

でも自分の強みを自分らしさと考えていると
持っている技能の高さだと考えてしまうと
自分より、もっと技能の高い人は
世の中にいるわけで
それは決して自分だけの強みにはならないのです。

それなら自分の強みってなんでしょう。

他の人には体験できないことではないでしょうか?
僕なら
脳出血の病気をして
内なる体の力を知ったこと
自分の力を引き出してくれる
大きな力を感じられること
つまり
病気を乗り越えた弱みが
今は強みとなっているのです。

つまり
この弱みとしての自分らしさが
実は心の強みになっていくのだと思うのです。

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長寿も生命力のおかげ

僕の両親は、父93歳、母89歳まで
二人で元気に過ごしていました。

僕にも
強いからだを与えて
産んでくれた両親にはいつも感謝しています。
そして
両親とも高齢ですが
体力的な衰えはありますが
医療のお世話にならず日々過ごしておりました。

でも
高齢なると
突然予想もしない病気を経験することが
増えてきます。

両親とも立て続けて
入院することがありました。

まずは
母は、胆石症で突然の入院。

当時コロナ渦の中だったので
入院中も母と会うこともできず
ベット上で
たったひとり孤独と不安の中
過ごす生活が長くなるにつれて
どんな衰えがくるのか
足腰の衰え、認知症の進行など
入院していることでの
母のからだの変化がくるのではないか
とても心配しました、

退院の日
母を迎えに行ったとき
マスクをしている自分を見て
「あんた、誰?克彦ね」と
わかってくれ、帰る車での車窓の風景に
興味深げにいつもの母のように
感想をいいながら、
つかの間のドライブを楽しんでる母の姿に、
本当に元気に退院できて
先生方をはじめ、病院のスタッフさんに
感謝したのを思い出します。

その後の生活も
1ヶ月の入院生活で
足腰の衰えを心配し
トイレなど
入院中の状態で過ごせるように準備してましたが
そんな心配は全くすることはありませんでした。

退院後も
からだも、そして頭も
入院前のブランクを全く感じさせないほど
今も入院前と変わらず元気に過ごしていました。

病気そしてその後の
過酷とも思える環境で
一ヶ月も過ごしたけど
自分というものを病気に負けなかった
母に大喝采したい気分でした。

母はあっぱれでした
でも
そんな回復ぶりを見ながら
僕は思ったのです。

この母のあっぱれぶりは
母は気づいてないかもしれないけど
母のからだの細胞ひとつひとつの力のおかげ
そんな細胞の力
いわゆる生命力によって
長期にわたる入院生活に左右されない
強靱とも思える生命力を与えて下さっている
存在がいる気が僕にはするのでした。

母の生命力に大喝采でした。

母は無事に退院できましたが
母の退院をした時心から心配し待っていた父の姿は
そこにはありませんでした。

父も実は
母の入院中に入院してたのです。
そして、父からも生命力について
教えてもらえることになったのです。

父の話についてはまた後日のブログで

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ウイルスに負けない心とは

今年はインフルエンザの流行が早かったですが
冬はインフルエンザだけでなく、
多くのウイルスが猛威を振るう時期です。

僕は
ウイルスはとても不思議な生物だと思ってます。
ウイルスは人の低波動を吸収して
それを生きる力として
この世に存在しているのではないかと思ってます。
つまり
愛と逆の波動を好み、
成長、力をつけて生きている生物だと思ってます

これは
僕だけの考えではなく
同じように考えているグループが
世界中にはたくさんあって
その中のひとつに
ドイツのドクターのグループがあります。

彼らは
「ウイルスは、人間のこころが
ポラリティー思考に満ちて荒むのを待っている」
と主張しています。
ポラリティー思考とは
妬み、憎しみ、嫉妬、欺瞞、偽善、悪癖、
怒り、不調、不安、畏れ、コンプレックス
禁欲、物欲、利己主義などの
極端な思考や感情で
実はこの感情から
超低波動が出ているのです。

そして
この人間のポラリティー思考は
すでに地球全体に蔓延し
太陽からの陽のエネルギー(光エネルギー)を
曇らせ、人々を地球を狂わせているとも言われてます。

最近
世間を驚かすような
凶悪事件が多いのも
ポラリティー思考が深まっているから
とも言われています。

強毒ウイルスは
この人間の発する低波動を吸収して
どんどん強力化してるのです。
それが
世界中で
ウイルスが蔓延し、パンデミックが
起こっている理由なのかもしれません。

人の低波動を好んで
成長して生きているのが
ウイルスの強力化の理由であるなら
明るい心で過ごすことが
ウイルスを寄せつけない
健康に生きるために
必要なことになります。

人が困難な状況に置かれると
人は本心が出てしまいます。
そんな不平不満の心で対応してしまうか
明るい心を失わずにおられるか
大切になります。

ウイルスの蔓延している寒い時期でも
心を曇らすことなく
明るい心を忘れず、
困っている人や苦しんでる人のために働く
これこそが
人格を磨く最高の機会になるのです。

そして
そんな生き方が
ウイルスが嫌いな高波動を発することになります。

ウイルスに負けない
明るい心を胸に留めて
日々生活していきましょう

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