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コロナの次は食糧難の時代が来る!?

  コロナ感染が大流行中の
2020年12月21日に以下のようなブログを
書いていました。

「コロナ感染が拡大する中
その影に隠れてますが
僕が注目している
ちょっと心配なニュース。

  それは
実はあちこちで広がりをみせている
鳥インフルエンザのニュース。
この鳥インフルエンザのニュースに関連して
心配な鳥不足のニュース。

このクリスマスシーズン前で
実は鳥肉が不足しているとか。
このニュースが鳥インフルエンザと直結している
わけではないかもしれませんが

もしも、もしも
鳥インフルエンザウイルスが
強毒化し、人に感染するようになったら・・・・
また
世界は、食品の消費が高まってくると・・・・
食糧難の時代がやってきそうな気がするのです。

今の日本は
食料は充分にある豊かな国ですが
現実をみてみると
食料自給率は10%ともいわれていて
実は
食糧難の時代がくる可能性と
背中合わせの国であることを
自覚しなくてはいけません。

世界、世の中の状況が変われば
食糧難に陥ってしまうのです。

例えば
①世界全体の食料生産力が低下し
各国が食料を輸出できなくなった場合。
②新型鳥インフルエンザなどの強毒性のある
ウイルスによって
パンデミックが発生した場合。

まさに今の世界全体は
自粛で、感染のため外出を控え
長期家庭内に待機することに成り
食料生産力の低下とともに
消費力の増大によって
食料の需要と供給のバランスが崩れることに
よって起こる食糧難の時代が
来てもおかしくないかもしれません。

パンデミックが最も恐ろしいのは
食料が尽きて餓死をすることです。
1ヶ月で人は餓死すると言われてます。

そして
不安と恐怖にさいなまれると
人の死期は更に早まると言われています。

その他にも
③国の経済破綻したとき
④外国勢力による経済制裁、封鎖によるもの
そして、最後は天変地異が起こった場合。

考えると
安心できない、危うい状況で
僕たちの今の生活が成り立っていることが
わかりますね。

救う道・・・は一筋縄では
いかないかもしれません。
ひとりひとりの力は小さいかもしれませんが
ひとりひとりの他人を、地球を思いやる
日々の生き方をすることしか
ないかもしれません。」

最近の米騒動も
生活を足元を見つめ直す時に
なっているのかもしれません。

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急性期のリハビリ

今日は、個人的に忘れられない日。
6年前、診療中に突然手足が動かなくなり
脳出血を発症した日なのです。

最初入院した病院は
急性期の3次病院。
僕の場合
脳出血の進行を止め
脳機能を落とさないようにすることが
まずは初期の治療の柱ととなる。

脳出血を止める治療
急性期だからと言って
リハビリをしないと
からだの機能はどんどん落ちていくので
急性期の状態でも
病状をみながら
リハビリを行いました。
でも、からだの安定が第一なので
無理はできません。

足のリハビリ
手のリハビリと
1回40分程度毎日行われました。

リハビリと言えば
血のにじむような
歯を食いしばって行っている話が
テレビなどで
聞くことがあったので
そんなイメージを持っていましたが
急性期だからなのか
余力を残したままで終わることが
ほとんどでした。

機能を回復させないとと
焦る気持ちもありましたが
無理はできませんでした。

でも少ない時間でも
からだは確実に変わって来ていることを
実感することができます。

「ひとりで立てた。
杖を使って30m歩けた
トイレにひとりで行けた
妻と握手ができた
グーパーができた。」
昨日できなかったことが
今日はできるようになっていた。
些細な変化でも
ぼくにとっては大きな変化。
とても喜ばしいことが出てきます。
もっと、もっと
明日は動けるようになりたい。
だから
リハビリをもっとしたいと
焦る気持ちもありました。

そして
昨日できなかったことが
今日できるようになったのは
ぼくのからだがそうしてくれている
その力は
決してぼくの意志ではなく
動けるようにしてくれている
第三の力があるからなんだという風に
なぜか感じてました。

もっとリハビリをしたい
もっとリハビリの時間を作ってもらいたいと思った時
病状をみながらのリハビリの卒業
次のリハビリのステップに入ることになるのでした。

そんな風に過ごした6年前を思い出し
今診療できることに感謝して毎日過ごしています。

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神様は姿を変えて現れる

冬はウイルスが猛威を
振るう時期です。

僕は
ウイルスはとても不思議な生物だと思ってます。
ウイルスは人の低波動を吸収して
それを生きる力として
この世に存在しているのではないかと思ってます。
つまり
愛と逆の波動を好み、
成長、力をつけて生きている生物だと思ってます

これは
僕だけの考えではなく
同じように考えているグループが
世界中にはたくさんあって
その中のひとつに
ドイツのドクターのグループがあります。

彼らは
「ウイルスは、人間のこころが
ポラリティー思考に満ちて
荒むのを待っている」と主張しています。
ポラリティー思考とは
妬み、憎しみ、嫉妬、欺瞞、偽善、悪癖、
怒り、不調、不安、畏れ、コンプレックス
禁欲、物欲、利己主義などの
極端な思考や感情で
実はこの感情から
超低波動が出ているとのです
そして
この人間のポラリティー思考は
すでに地球全体に蔓延し
太陽からの陽のエネルギー(光エネルギー)を
曇らせ、人々を地球を狂わせているとも言われてます。

最近
世間を驚かすような
凶悪事件が多いのも
ポラリティー思考が深まっているから
とも言われています。

強毒ウイルスは
この人間の発する低波動を吸収して
どんどん強力化してるのです。
それが
世界中で
ウイルスが蔓延し、パンデミックが
起こっている理由なのかもしれません。

人の低波動を好んで
成長して生きているのが
ウイルスの強力化の理由であるなら
明るい心で過ごすことが
ウイルスを寄せつけない
健康に生きるために
必要なことになります。

人が困難な状況に置かれると
人は本心が出てしまいます。
そんな不平不満の心で対応してしまうか
明るい心を失わずにおられるか
大切になります。

コロナウイルスの蔓延したのも
みんなが自粛、自己規制の中で
明るい心を忘れず、
困っている人や苦しんでる人のために働く
これこそが
人格を磨く最高の機会になることに
気付かされた気がします。

そして
そんな生き方が
ウイルスが嫌いな高波動を発することになります。

ウイルスに負けない
明るい心を胸に留めて
日々生活していきましょう

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わがままな遺伝子

リチャード・ドーキンスが1976年に発表した
「利己的な遺伝子」によれば
遺伝子はむき出しのままでは傷つきやすいので
うまく生き延びていくための砦として
細胞をつくり生物を作った。
つまり、生物(固体)は
遺伝子の”乗り物(ヴィークル)”に過ぎない」と
考えたのです。

そう遺伝子は生きのびるために
人は行動していくというのです。

例えば
火災のなかで母親が
自分の身体でこどもを覆い
自らはいのちを失っても
こどもを救うという鼓動がある。

この行動は
母親の子どもだけは守りたいという
感情的には「母の愛」「母性本能」だと居いわれている。
これを前述の動物行動学者は
ドライに、利己的遺伝子のなせるわざだと
説明しているのです。

そう覚めた考え方があるとしても
発動する人間的な行動は
まさに人類を作った創造主の
なせる技なんだと思う。

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正しく畏れる

 

毎年寒くなると
インフルエンザなどの感染症のニュースが増えます。
感染対策を呼びかけるのはわかるけど
どこか、国民を恐怖に陥らさせて
どこかに向かわせてるような気もあるように
思える時があるのです。
そして連日の報道を見ながら
今の時代
正しく畏れることがだいじだなぁと。
思うのです。

畏れるとは
むやみやたらと
強迫観念に囚われることでなく
今起こっていることの意味を考え、受け入れ
自然に対して畏敬の念をもつ
姿勢が大事でhないかと思います。

人類はこれまで
過去において様々な感染症や自然災害の
試練をうけて来ましたが
その困難を乗り越え
生き延び、文明を発展させてきました。

人類がこれまでの経験した感染症
インフルエンザ、ペストなどと同様
新型コロナウイルスも
感染して、重症化するリスクはあるものの
人類は受け入れずにはおられない状況のなりつつ
そのリスクを受容しつつ、共に生き
大半は軽度の症状をもたらすと言う
これまでと同様の
ウイルス感染の経過を辿る可能性はあります。

ここでウイルスとはなんでしょう。
僕は、ウイルスだけでなく
我々人間も含めて
この地球に存在するものだけでなく
宇宙全体に存在するもの全ては
最初宇宙の大爆発(ビックバーン)によって
生まれ、散らばった
宇宙のかけらからできていると考えてます。

ウイルスの正体は
DNA,RNAとも言われています。
つまり
タンパク質や脂質と同じように
もともとからだの中に入ってしか
存在できない存在なんです。
ですから
人と共に生きていこうとしないと
ウイルス自体も存在しなくなります。

ですから
体内で初めは
ウイルス自体、己の主張し
最初はわがままいっぱい振る舞うことでしょう。
でも、そうすることが
自らのいのちを縮めることに気づき
人間との共存の道を歩み始めるのです。

ですから
我々は、宿主として
ウイルスに共に生きていこうという
メッセージを発して行かないといけないと思います。

そんな神のような心で
冷静にはいられないかもしれません。

でも
あなたのウイルスをも受け入れる
広い愛の心が
自らを、いえ人類をそして地球を救う
ことになるのだと思います

報道に惑わされることなく
心の眼で世の中を見て、感じてみませんか?

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死を大事にするということ

死を大事にするとは
死にゆく時間を大事にすること。

脳死を人の死とするなら
脳死から心停止にいたる時間を
家族が死にゆく者と会話し、受容し
納得のいくかたちで
死を迎える時間が大切。

死は本人にとってだけでなく
家族など周りの人にとっても
受け入れるための
時間が必要なのです。

その時間を大事にすることが
死を大事にするということだと思うのです。

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リハビリをする意味

脳出血の急性期であっても
リハビリをしました。
血圧を見ながらのリハビリ
血圧が高い時は
ベットの上でできるリハビリ。

まずは座って腰を安定させる
手を上下に上げたり
指を少し動かしてみたり・・・など
ベットでもできるリハビリを組んでくれた。

リハビリの基本は
休むことなく
その時できることをするのが基本。
最初は
もの足りなさもあったけど
もっとしたくても
今日はこの辺で終わりましょうと言うこともある。
そして
担当のリハビリ師さんも決まって
勤務の日はいつも見てくれるので
とても心強く、安心できる。
ただ、お休みの日もある
その時は別のリハビリ師さんが担当で
続きのリハビリをしてくれる。
担当のリハビリ師さんと連携がとれていて
続きがスムーズにいくととても安心できる。

主治医もそうだけど
自分のことをずっと見てくれる
今の自分の状況をわかってくれて
一緒にゴールを進む方向を見てくれていると
思える人の存在はとても多い。

日頃診療していて
患者さんもお忙しいので
受診できる状況で病院を転々される方もいらっっしゃるが
きっと不安な気持ちで受診されてたのだと思う。

そういう患者さんでも
安心して受診できたと思える
医院作りって大切だと思う。

そして
血圧など安定し
リハビリが予定通りできそうなときは
リハビリ室に行ってのリハビリ。

リハビリができる日は
目一杯リハビリに取りかかります。
あるときは
いきなり歩いてみまいて見ましょう。と言われた。
今までは支えなしでも立てないのに
今まで、何も考えて歩いてたけど
歩きましょうと言われて
足を前に出そうと思っても
全く足が前に出ない
その時、リハビリ師さんが
体重移動しないと足が出ないことを教えてくれた。
そうなんだ
体重移動をして歩いて行たことに
始めて気づいた。

リハビリをすることは
僕に機能回復以上のことを
伝えてくれることになる
大変重要な勉強だと言うことに
のちに気づくことになるのです。

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言葉を話せないだけで思いはいっぱいある

みぞろぎ梨穂さんという詩人がいる。
この女性は
普通の女性と言うだけでなく
この女性は生まれてすぐ低酸素によって
一生寝たきりの最重度脳障害の女性なんです。

自分で食事もできない
しゃべることもできなかった彼女が
どうして詩人になれたかというと・・・
國學院大學で障害児教育を研究されている
柴田保之先生との出会いによるものです。

柴田先生は
障害の重いこどもの中に存在する
「内的な言語の存在」に気づかれ
梨穂さんの内面にある言葉を
引き出してくれたのです。

柴田先生に引き出された詩のひとつを詩を紹介します。

「私の未来はどんな未来だろう
私はひたすら生きる意味を探して
今を生きる
本来の私は
どこで終わるかわからない
けれど終わりの日が来ても
悔いを残さないように
楽しく今を生きる
私の人生は大変なことばかりだった
苦しいこと何回もあった
だけど今はとても幸せ
私を理解してくれる人は増えたし
私の声を聞いてくれる人は増えたし
私の声を聞いてくれる人も
多くなってきた
そんな時代に生まれてきた私は
幸せかもしれない。
今はまだ生まれてきた意味は
曖昧だけれども
いつか必ず見つけてみせる」

この詩を読んで
障害者といわれる人にも
いっぱい言いたいことがある。
僕も小児科医として
そのこどもたちの声を感じて
診療していかないと行けないと強く思った。

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生まれつきは変えられる

遺伝子工学の発達により
癌や難病の遺伝子が
判明されるにつれて
病気になるなりやすさや体質を
帰ることは難しいのではないか
という考えが広がっています。

でも、僕は
生まれつきは変えられるのではないかと
思います。

実は
遺伝子はいつも
100%つかっているのではなく
使われている部分と使っていない部分とに
別れています。
と言うことは
病気になるときは
病気の遺伝子のスイッチがオンになった状態。
ですから、病気の遺伝子のスイッチを
オフのままにして生き続ければ
病気にもならず
ひょっとしたら
運命さえも変えて
生きることができるかもしれません。

神様は
人間をはじめ
全ての物は良い方向へ進化すうように
プログラムしてるのではないでしょうか
そのプラグラムは
全ての生物の遺伝子に組み込まれている。
そして
成長したい時に
遺伝子スイッチをオンにすれば
成長するように自然に進み出すのです。

つまり
遺伝子のスイッチは
「良き方向に」進みたいと思えば
オンになるのです。

ソクラテスは
人間は本質的に
「善き」を求めて生きる存在であり
それが
宇宙の根源の法則であると考えました。

つまり
人は、「善き」ことをするために
この世に生まれてきたとも考えられます。
人間には
善きことをするように
プログラムされた存在であると言うことです。

「善き」こととは
現代社会を営むための
ルール、法律でも道徳でもなく
もっと大きなもの
あなたがこの世に生まれてきた目的を
実行することではないかと思います。

今回この世に生まれてきた目的を果たすこと
つまり
魂の成長のためにするあなたの思い、行動。
あなたの魂を成長させることが
あなたにとっての「善きこと」と言うことになります

善きこととは
人間全体がが暮らすためにあるのではなく
まずはあなたにとって善いことであること
その生き方が
この宇宙全体を動かしている
宇宙の理や力という物だと思うのです。

宇宙も
膨張し続けていると言われています。
つまり
成長し続けてるのです。

成長こそが
万物の本質であり
あなたの魂が善の成長するように生きていけば
遺伝子の成長のスイッチがオンになることでしょう。

我々は
成長するために生まれてきていることを
忘れてはいけないのです。

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六つの顔

狂言界の至宝・人間国宝野村万作の
文化勲章受章を記念して作られた
ドキュメンタリー映画。

この映画の醍醐味は
受賞記念講演で演じられた
狂言「川上」のノーカット版。

狂言を観るのは初めて
とても堅苦しいものではなく
狂言とはウィットにとった喜劇だけど
日本語が少し古めかしいこともあったけど
映画なので字幕つき解説があって
狂言「川上」をどうして
93歳の現役狂言師がこの演目を選んだかがよくわかった。

「川上」は
盲目の男が
視力を回復するために地蔵菩薩にお詣りする。
地蔵菩薩は
視力回復をするのと引き換えに
「妻とは前世での悪縁であるために
離別するように」と告げるのです。
里に下りて
視力か、尽くしてくれた妻か・・・と究極の選択に迫られ
視力回復を選び、妻に離別してくれと頼む。
それに対して妻がどうしたか・・・

ここにただの喜劇ではない
現代にも通じる大切なテーマがあって
こころが持って行かれた。

盲目の男を野村万作が勤め
対する妻を息子の野村萬斎が努めた

その二人のやりとり
盲目の男の手を取る姿
夫婦の絆にとどまらず親子の絆
世代への引き継ぎなど
深い深い演技内容だった。

そして、神は伝える
「前世の縁よりも、仏の思いよりも
現世の縁を大事にしなさいと」

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