真実の医療」カテゴリーアーカイブ

みんなちがってみんないい

西洋医学は、
科学的に正しいと証明された治療を
行います。
ですから
同じ病気と診断されたら
誰でも同じ治療が行われ
同じ結果が得られるという
という安心感が西洋医学にはあります。
ウイルスや細菌が原因となれば
それに対して治療され
ワクチンの開発によって
体に対する影響を最小限にとどめることも
可能になりました。
このように
西洋医学の多大な恩恵を受けています。
ただ、誰でも同じ病気なら
同じ治療を受けるということは
西洋医学は
人は全て同じだと考えています。
でも、本当に人は
みんな同じなのでしょうか?
一人一人の顔が違うように
体力や体格も
持って生まれたエネルギーも
これまでの習慣も
違います。
病気に対する感受性も異なり
その違いは
臓器、細胞、遺伝子と
ミクロを見れば見るほど
大きくなります。
ですから
同じ治療を、同じ薬を使っても
その効果は人によって異なって
千差万別です。
だから
人によって効果があったり
副作用が出たりするのかもしれません
人の体は
“小宇宙”と呼ばれるように
とっても複雑です。
型にはまらないことも
も多いはず
これからの目指す真の医療は
ひとりひとりの身体の声に
耳を傾け、応える医療なんだと思います。
“みんなちがってみんないい”
のだから。

☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(土)まで
年始は1/6(月)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。

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なぜ人は迷信に走ってしまうのか?

人は病気になりたくないし
病気にならないために
どのように生きていった方がいいかを
日々考えて生きていると言っても
過言はないと思います。

だからなのか
世の中には
色んな健康法があふれています。
その中には
医者という立場から見ても
なるほどっと考えさせられるものも
確かにあります。
しかし
「そんなこと・・・」なんて
思う医学の点から見ても疑いたくなる
情報や治療法が多くあるのは事実。
そして
医学的治療を受ける人ばかりでなく
現代科学では説明できない
呪術的思考が強くなる方も
いらっしゃいます。

戦時中にも
「金魚を拝んでると爆弾がよけてく落ちる」
「朝らっきょうを食べると弾丸に当たらない」など
いわゆる迷信がまことしやかに囁かれ
実行されている方もいらしたとか。
アメリカ軍による空襲は
一般人にとって防ぎようもないものだから
迷信でもすがりたくなるのも
理解できます。

このことが
戦時下でない現代では
健康に対して
自分ではどうしようもない
不安や緊張感から
病気から逃れようと
いわゆる民間療法や新興宗教に
はまってしまうのでしょう。

どんな医療を受けるかは
ひとりひとりが選ぶことができます。
だから、民間療法や新興宗教が
個人の利益の範疇であれば
まわりがとやかく言うことはないのかもしれません。

そこにあるものをよく考えると
この奥に潜むのは
今の医療に対する不信感なんです、

だから
僕が行っている医療は
目の前の患者さんにとって
一番しあわせになれる治療を
全力で行っていると信じてもらえるように
心を込めて診療を
そして診療だけでなく
生き方などいってることがわかってもらえるように
精一杯生きることなんでしょうね。

自分のやってることに自信を持ち
少しも恥じることのない生き方を
していきます。

自分の正直な道が
みなさんの平和にもつながることを信じて
今日も生きていきます。

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武士の考えた死とは

葉隠の中に
「武士道というのは
死ぬ事を見つけたり」と
書いてあった。

昔の人、特に武士は
いつ死ぬかもしれないという
常に死と隣り合わせで生きていて
死のことを
いつも頭に置いて覚悟をもって生きていたと思います。

実際、武士は
「人は死と向き合ってこそ
意味のある『生』を送ることができる」
「人はこの世に誕生した瞬間から
『死』というゴールに向かっている」
と考えて生きて来られたのでしょう。

人はみんな、栄光のゴールである
『死』を迎えたいはずなのに
現代は、いつしか『死』を
縁起の悪いもの、不幸なものとして
忌み嫌うようになってしまった。

これは
死に対する考え方は
現代人の生き方を端的に現していると思う

コロナ感染での対応でわかるように
いのちと経済を天秤にかけているところがある。
つまり
物質世界を守るのと
経済を回すことが生のゴールと
考えているのだろうか?
死んだら終わりだから
今の生を守ろうとする気持ちが強くなっている。

生を考えるものとして
医療はある意味科学の頂点であるが
死をゴールとして
終わりなのか、終わりでないのかで
人の人生は大きく変わってくる。

誰も死の世界を語ることはできないから
死で終わりと考えていいのか?
死を考えることで
生も輝いていくのだと思う。

僕は生を仕事とする医師として
死をもともしっかり向き合わないといけないと
日に日に強く思うのです。

ですから
縁起が悪いと思わないで
時々、僕の考える死について
耳を傾けていただけると
うれしく思います。

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注射の後揉む?揉まない?

この時期、インフルエンザワクチン接種のため
多くの方が病院を受診されています。

こども達も
おとなの方も
みんな頑張って注射を受けています。

注射って実は
おとなになっても好きにはなれませんよね。

おとなの方もほっとして
帰られる時に
よく聴かれる質問。

「お風呂に入っていいですか?」
「注射の後をよく揉んだ方がいいですか?」
とよく尋ねられます。

そこで今回は
注射であわてないために
注射の後は揉む?揉まない?です。

注射の後、揉むか揉まないかをきかれるのは
おじいちゃん、おばあちゃん世代を中心に
よく聞かれます。

注射を投与経路には
静脈注射、皮下注射、筋肉注射、皮内注射があります。

昭和30年代の
注射の主流は筋肉注射でした。
抗生剤や解熱剤をお尻や太ももに筋肉注射をしていました。
筋肉注射は1~2ccはあるので
量がとても多いので
注射の後がしこりにならないように
”よく揉んでください”と言われてたのです。

ですから
昔の筋肉注射を受けた方は
注射の後は揉んだ方がいいと指導されているのです。

変わって
現代の予防注射は皮下に打つ皮下注射です。

皮下注射は
注射した部位にしばらく液体がとどまって
そこから、ゆっくり全身に吸収されていきます。

注射の部位を強く揉むと
皮下組織がダメージを受けて
ワクチンが急速に拡散して
接種部位が赤くはれたり、熱くなったり、かゆくなったり
する局所反応が出現したり
アナフィラキシー反応が起こりやすくなります。

ですから
予防接種の後は揉まなくていいというのが
主流になっています。

余談ですが
インフルエンザの予防接種で赤くはれたりする方が
いらっしゃいます。

これは
注射の後揉まなかったからではなく
ワクチンの中に
免疫効果を高めるアシュバンドという
物質が配合されていて
それに反応して局所反応が起こると言われています。

赤くはれたり、かゆみが強いときは
冷やしたり、塗り薬を塗ったりします。

予防接種の時には
揉まずに様子をみてOKです。

ただ
予防接種以外では
揉んで吸収を速めて、効果を高めたい時は
揉むように言われるかもしれません。

注射の後
揉むか揉まないか不安に思われたら
是非医師に確認するのも大事ですね

 

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宇宙はエネルギーにあふれている

以前東京滞在の最終日は
白鳥哲監督の映画「READING」と
神原康弥さんの講演会に参加したことがあります。

映画「READING」は
エドガーケイシの半生を映像化したもの。

前半アトピーや子宮筋腫、高血圧そして癌について
ケイシー療法を行って完治した方のこと
後半は
エドガーケイシーの伝えたかった
平和なこころのあり方が
こころに響いてきました。

そして
その後行われた
神原康弥さんの講演会。

神原康弥さんは
2歳半の時に突然脳症を発症し
動けないけど
しゃべれないけど
でも、妖精や精霊と話せるし
天の声も聞こえ、多くの詩を書いています。
神原康弥さんは
今は体も動かせません
しゃべれませんが
お母様に指談で意志を伝え
ケイシーのように
リーディングのような方法で
講演会が行われました。

講演内容は
こころとからだとむきあうことの大事さ
そして
肉体だけではなく
魂の存在を忘れてはいけないという
身体を通してではなく
こころ通して感じる魂について
お話をされました。
話を聞いてるうちに
こころから癒やされました。

エドガーケイシーは
きっと宇宙からのメッセージを
リーディングという形で伝え
神原康弥さんは
自分が感じた宇宙のエネルギーを
お母さんにリーディングという形で
僕達に伝えてくれました

エドガーケイシーも神原康弥さんの
お話の真偽確認する術はありませんが
とても感銘を受けました。
きっと、魂が喜んだお話だったから
感動したのだと思います。

宇宙からのエネルギーは確かにあり
そして
宇宙からのエネルギーに従い生きれば
きっと、しあわせになることができると感じました。

最後に、ちょっと長くなりますが
映画「リーディング」での詩を紹介します。

「こころが貧しいことは幸いです
豊かなこころがわかるから

こころの悲しみがわかるひとは幸いです
喜びのこころがわかるから

怒りに燃えるひとは幸いです
やさしさに気づけるから

憎しみのこころを持つひとは幸いです
深い愛に気づけるから

つらさに耐える人は幸いです
希望を見いだせるから

他者のために身を捧げる人は幸いです
満ち足りたこころがあふれるから

他者をゆるす人は幸いです
多くの人にゆるされるから

こころの清い人は幸いです
こころの中に神をみることができるから

平和を願う人は幸いです
こころの中に平和をみるから

地球のために捧げる人は幸いです
地球はあなたのそのもだから    」

みなさんが今日も
宇宙からの祝福を感じ
こころからしあわせだ思える一日に
なりますように。

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医療の本分とは

医療は完璧を求められるけど
医者も100%全身全霊を込めても
力及ばないってことは
多々あります。

たとえ
この薬の効果が50%しかないと
わかっていても
この治療を選択せざる負えないことって
多々あります。

でも
50%の効果しかない薬でも
効果を高める方法があります。

医者がこの薬で
患者さんを救いたいという気持ちがあり
この気持ちを患者さんが受け取っていただいた時
患者さんの治りたいという気持ちが
一致すると
50%効果の薬であっても
大きな大きな力を発揮されるのです。

きっと、そこに
我々が気がついていない
医療の本質があるのかもしれない

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誰もがゼロから始まっている

時々、般若心経を耳にすることが
あります。
このお経をきいていて
耳によく入ってくる言葉は「空」。

仏教では
この世の全てのものは空であるといっています。
空だから執着するべきものは何もないという
意味でもあると思うのです。
そして、
「全てのことが、ゼロから始まっていることを
忘れてはいけない」といっているように思うのです。

仕事をするにしても、恋愛でも、勉強でも
始まる前には何もなかったはずなんです。
そして、一旦始まると
色んな想いを身につけて、想いを巡らせて
進み始めるのです。

生まれた時は
みんな丸裸で生まれてきます。
本来無一物から始まると
お釈迦様はいっています。

生まれた後
言葉を覚え、喜怒哀楽を身につけていき
社会にでれば
人として生きていく上で
欲も身につけ
絶望することも有り
大きな物を得たり、失ったりを
くり返して生きていくのです。

そして、誰もが最後は
人生の最後の瞬間を迎えます。
この世で起こったことが全て夢だったかのように
あの世に帰っていくのです。

帰る場所は
生まれる前にいたゼロの地点なのかもしれません。

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死ぬということはどういうこと?

死は誰もが経験するが
死の経験を語れる人は
過去にも、現在もそして今後も
きっとあらわれいだろう。

だから死んだらどうなるのか
なんていくら考えても
答えはでてきません。

死というものはどこにあるのか
死を考えた時
ふと頭によぎったことは
死は僕の先にあるのではなく
僕の中にあって、生きているうちに
育っていくものかもしれません。

その死がこころの中で育っていくにつれて
どう生きているのかを
問われていく
その問いがこころの中で育っていっていることに
気づいたのです。

よく生きることは
よく死ぬことに繋がると
今は思っています。

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子育て世代の予防医学

我が子が誕生した時
初めて生まれてきた我が子と対面した時
その可愛さ、愛おしさに溢れた気持ちになって
我が子が無事成長することを願ったことでしょう。

そして
今目の前にいる我が子が
20歳になる時に健康でありたいと思ったことでしょう。

20年後と言えば
今30歳代であれば、20年後は50歳代。
50歳代と言えば生活習慣病などの
多くの病気が表面化してくる年齢。

生活習慣病を発症した
その時にあわてなくていいように
子育て中の今の健康管理が大事
今日は子育て世代の予防医学です。

生活習慣病は
ある日突然起こるのではなく
今の生活習慣が未来の自分の健康を左右するのです。

ですから
こどもが生まれた時
20年後の自分の姿をイメージするにはいいチャンスです。

20年後
我が子が成人した時
自分が元気でいること
そして
そのために必要なこととして
自分の健康を管理することが
子育て世代の予防医学のはじまりと思います。

もう少し具体的にいうと

20~30代と食べる量は若いときと変わらないけど
代謝量が落ちるので、
著しい体重増加起こり
ホルモンのバランスが崩れて
体調の変化をきたしやすくなります。

つまり
40代の男性の半分はメタボリックシンドロームを発症
40代の女性は更年期が始まります。

年齢が上がるにしたがって
身体の変化が起こるのは仕方ないこと
それに合わせ、将来を見すえて
食べ過ぎ、飲みすぎ、喫煙などのリスクファクターを
軽減し、身体のメンテナンスを行っていくこと
それが、子育て世代の予防医学になります。

予防と言っても
具体的に何をすればいいのか迷いますよね。

日々のメンテナンスを行う具体的な方法は
計測することです。

毎年健康診断で、
全身計測、血圧、血液検査を行って
異常値の有無をチャックしましょう。

そして、
毎日体重を測って
日々のカロリーのバランスをチェック。
歩数計をつけて
一日の運動量を計測しましょう。

そうすることで
毎日の自分の状態をチャックすることができます。
そして
毎日。規則と自らの目標との比較をチェックしましょう。
それを続けることで
きっと20年後イメージしていた自分に
なれるでしょう。

こどもが生まれた瞬間から
予防医学は始まっています。
20年後の自分をイメージして
日々生活していきましょう。

 

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外科手術のあと

ナチュラルメディカルセンターでは
メタトロンとオステオパシーによって
治療を行っています。

今回は
ナチュラルメディカルセンターを受診され
からだの痛みが改善された
患者さんの例を紹介します。

大動脈弁の置換術などの大手術を
15年前にうけられた初老の男性です。

大手術を受けられ経過は順調で
現在はゴルフを趣味に
悠々自適に暮らされていらっしゃるのですが
大病された後から
腰の痛み、胸の筋肉の痛みがあり
今後の健康に不安もある
とのことで
ナチュラルメディカルセンターを受診されました。

ナチュラルメディカルセンターで
メタトロンとオステオパシーによる
診察をしてみると・・・

左側の
お腹の側壁の筋肉
胸の側壁の筋肉が
異常に硬くなっていて
その部分にご本人も違和感を感じられました。
そこで
その硬くなっている部分を
オステオパシーによって緩めてあげると
筋肉の違和感が即座に消失しました。

診察後
からだが軽くなった
痛みもなくなったといって
喜んで帰られました

腰の痛み、胸の痛みの原因は
筋肉の緊張によるものだったのです。
そして、筋肉が硬くなった部位は
手術した部位と一致していました。
つまり傷の瘢痕化が原因だったのです。

手術によって
命が助かったのは明らかです。
今があるのは
西洋医学のおかげです。
現在の手術の技術は素晴らしいものです。

ただ
どんな小さな手術でも
体にメスをいれることは
からだを傷つけること。
切ること、縫うとこで
からだの状態はかわり
バランスを崩し
いろんな症状、病気を引き起こすことがあります。

小さな手術
大きな手術でも
たとえ
帝王切開術であっても
からだに変化を来します。

原因のわからない
体調不良、未病の状態が続くとき
過去に手術を受けたことはありませんか?

その様なとき
身体全体のバランスを整えることで

手術の効果が高まり
その後の人生が
良い方向に向かい始めます。

手術をされた方にも
ナチュラルメディカルセンターの医療は
お役にたてることを
患者さんに教えていただきました。

 

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