先日2014年度の出生数が70万人をきったという
ニュースが流れた。
2022年の出生数が80万人をきったと記憶しているので
単純に日本の国から赤ちゃんが生まれなくなっている。
小児科医として
こどもが減ることに対して
どの職業よりも敏感に感じてしまい
診察室の風景も
医者になった30年前より
どこか赤ちゃんの賑わいが減った気がします。
こんままでは、こどもだけでなく
日本人の数、人口も減っているとはいえ
総務省の統計によると
2025年1月1日のの日本の総人口は1億2359万人と
発表されていて
数字だけ診ると、この狭い国土に
多くの人が住んでいるとおもうのだけど
一歩外にでて
周りを見渡すと
人がいなくなったことを感じることばかり。
家の近所の公園や空き地で
見かけるこどもの数が減ったなぁ。
デパートに行っても、人が少ない。
お店屋さんに行っても
自分以外に人がいなくて閑そう。
駅にいくと、駅員さんがいなくなってる。
知り合いの経営者に会うと
働いているくれる人が見つからない。
ニュースでも、人が集まらない倒産が増えた
定員に満たない学校も増えていると。
日本は人口が減っていても
世界人口は現在80億人 50年後には100億人を超えると
予想されている。
日本人もまだ1億人もいるのだから
僕の印象だけだけど
いるとこにはいるのだろう。
だけど・・・将来的には・・・
日本という国はどうなってしまうのだろう。
この状況を変えるには
どうすべきかを考え、提言していくことが
還暦を超えた年をとった小児科医の仕事しなるだろう。
ひとりひとりの意識も
自分だけのことでなく、家族、地域、社会、日本について
真剣に考えていく、考え直さないといけない時期にきていると
思うのです。
本当に人が消えてしまう前に
動き出さないと思う今日この頃です。