日別アーカイブ: 2025年10月29日
防府市でもインフルエンザ発生
今週に入って
中学生のインフルエンザの患者さんの
来院が増えています。
この週末
学校で行事があり
その行事の4ために生徒たちは頑張って、無理をしてしまい
そこに
急激な気温の低下、乾燥とが相まって
インフルエンザが広まってしまったと思います。
近年インフルエンザの流行は、コロナ感染流行後
年々流行が早まっています。
ただ、インフルエンザの集団発生は
例年12月から1月にかけてがピークなので
この感染がを一日も早く終息に向かうように
しっかり診断、治療して
こども達が安心していつもの生活を送れるようにするのが
僕の医師としての役目。
現在インフルエンザの予防接種期間です。
ワクチンを検討している方は
早めの接種をお勧めします。
そして、これからの時期は
手洗い、うがいの励行など感染予防をしっかりするとともに
そして睡眠、栄養をとって、しっかり健康管理を行い
来る冬を元気に過ごすための準備、心構えをしていきましょう。
蒙古斑
【あわてない育児 62 : 蒙古斑】
背中に大きな青あざがあるけど消えますかね?
と娘さんのあざを心配しているお父さん。
どうも蒙古斑のようだ。
日本人だから誰でもある
おとなになると消えるとわかっていても
消えるまで心配な蒙古斑。
そこで、今日は蒙古斑について。
「ケツが青いのにツベコベ言うなぁ」なんて
日本人の未熟さを象徴する
黄色人種に見られる青あざが蒙古斑。
蒙古斑は
黄色人種の8割以上、白人の1割
黒人は目立たないけど9割以上に見られます。
蒙古斑がどうして出来るかは
よくわかっていませんが
メラニン細胞が皮膚の深い部分に
集まってできたあざです。
お尻、太ももの外側、腰、背中に
出現し
多くの場合6歳ごろには、
自然にきれいに消えてしまいます。
治療も必要はありません。
どうして蒙古斑ができるのか
全く医学的にはわかりません。
アイヌ語で蒙古斑のことを
“カムイラッコ”神様からの贈り物と
いわれています。
蒙古斑ができるのは
お母さんのお腹の中で
妊娠30週を超えた頃に
お尻の部分から表れてくることがわかっています。
ひょっとしたら
もう自力で生きていける青信号
そして
この世に生まれてくる時
神様が押してくれた名残、
誕生の祝福の証なのかもしれません。
ですから、
蒙古斑に慌てることなく
生まれてきてくれたことを喜ぶ
ことが大事なのかもしれませんね。
☆ 週末は大阪でセミナーに出席。
学び終わった途端に、目標が生まれて
また学ばないといけないことに気づく。
まだまだ、学びの日々が続きます。
そして、その学びを通じて、学ばなかったら 会えなかった
であろう人々に会い、笑顔の輪を広げることができる
ことに気づいた。
だから、僕はまだ、まだ学び続けるんだと思う。
明日はお昼からKRYラジオの放送。
楽しくお話ししてきます。
写真は、セミナー卒業後の懇親会で
唯一撮った写真。
多くの同期仲間と先輩と先生と出会えたことに感謝です。
