中秋の名月

朝日の出前に
神社におまいりするのが日課です。

まだくらい時間の散歩でも
街灯が道を垂らしてくれるので
こけることもなくお詣りできているのを
有り難く思っています。

でも、日によっては
道全体が明るく照らされている時があるのです。
その時
明るい方向を見上げると
まん丸のお月様が輝いているのです。

月は太陽に比べて
地味な存在ですが
改めて月明かりの力を肌で感じるのです。

現代は
電気の力で
暗いはずの夜を昼間と同じように
過ごすことができるのです。

でも、それはごくごく最近の話し。
きっと夜は今よりもずっと暗く
月の明かりが頼りに
恋人に会いに行ったりしていたのでしょう。

そんな夜の生活を支えたのが
月の存在を昔の人は感じ
感謝して
明るい夜を楽しんだのでしょう。

お月見団子を
月明かりで食べる。
きっとお団子のおいしさは
格別だったことでしょう。

カテゴリー: 今日の言葉 パーマリンク