日別アーカイブ: 2025年9月15日
進化して得たもの失ったもの(9/22、9/24臨時休診です)
人は
単細胞の原始生物から
多細胞の生物へと進化しました。
単細胞だった生物が
多細胞となり、その後も進化を続け
どんどん生き物は大型し
人間は脳が発達し
非常に高度な存在になりました。
進化の過程で
得たものは数々ありますが
実は、失ったものもあります。
それは、不老不死です。
原始生物は
不老不死の世界を生きていたと
考えられています。
原始生物は
無酸素の状態で生きれる
解糖系と呼ばれるシステムを使って
エネルギーを得て、生きていました。
環境が劣悪になると、分裂活動を
一旦ストップ
環境がもどれば
また分裂を開始し
細胞自体が
食べられたり、焼かれたりしない限り
つまり
個体が消滅しない限りは、
分裂が続き
命は永遠に続くのです
人を始め全ての生物は
その肉体を維持するため
大きなエネルギーが必要となりました。
大きなエネルギーを得るために
無酸素の解糖系だけでなく
酸素を原料にエネルギーを生み出す
ミトコンドリアが発達しました。
ミトコンドリアおかげで
大きなエネルギーを得ることが
できたのですが
それと引き換えに
体に対して毒性を持つ
活性酸素が発生するようになりました。
活性酸素は
鉄が酸素にさらされると錆びるように
肉体を錆びさせ
病気にもなり、老化するようになったのです
つまり
全ての生物は
進化することを選び
それと引き換えに
不老不死を捨てたのです。
今更、不老不死の世界には戻れません。
そして、誰にも公平に死は訪れます。
あなたは、
原始生物のような不老不死の世界に
戻れたらいいと思いますか?
僕は不老不死の世界に
生きなくてもいいと思います。
それは命に限りがあるからこそ
生きている喜びが感じられるからです。
☆ 昨日の朝は、防府市倫理法人会のメンバーと
防府駅前の清掃をしました。
これでお盆で帰省された方を
気持ちよくお迎えすることができると思います。
終わった後は
コメダコーヒーでモーニング。
飲み物を注文すると、
トーストと卵が付いてくる大サービスにびっくりでした。
明日から16日までおやすみをいただきます。
みなさんもいいお盆をお過ごしくださいね。