日別アーカイブ: 2025年5月26日

『よかれかし』の心を持って

以前、美智子上皇皇后様が
「皇室は祈りでありたい」と
仰られたことがありました。

その本意を記者が尋ねると
「国の道を選ぶような判断やその方法は
その国々の人々の
叡智であり判断であると思います。
それに対して皇室というのは
常に『よかれかし』と思って
祈り続けるのが大事なのかと・・・・」と
お答えになられました。

『よかれかし』とは
『よくなりますように』という
意味の古語のようです。

医師は
その時、その時代に
できる最高、最善の叡智を持って
患者さんを救うために
日夜患者さんと共に戦っています。

しかし、
どんな時代になっても
どんな患者さんが来られても
どんなに医学が進歩したとしても
どんな高度な技術を身につけていたとしても
美智子様のお言葉のように
いつ何時も「よかれし」(「よくなりますように」)という
願いを持って祈る心がなければ
患者さんを心から救う事は出来ないのだと
思います。

世の中の病に苦しむ全ての人が
「よかれかし」
でありますように。

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なぜ、生きがいがあると健康になるのか

最近、生きがいがあると健康に過ごせるという
発言をよく耳にします。
生きがいが健康と関係があるなんてこと
そんな主観的なこと
スピリチュアルなことと医学的なことと
結びつけることを研究することは
ちょっと前まではナンセンスなことでした。

医学的な証明は難しくても
実際
生きがい、つまり楽しいこと、熱中できること
あるいはやるべきことがあれば
気持ちに張り合いが生まれ
前向きな気持ちになれる。

こころが元気になれば
日々の生活にも意欲的になり
社会的に元気に働こうという気持ちになり
そうあるために
いつまでも健康でいたいと
健康意識が高まり
実際健康でいようという行動が変わります。

実際に生きがいをもつと
健康になるストーリーは語れても
現代医学ではそのメカニズムを解明できていない。

現代は医学情報にあふれているけど
これをしたら体にいいとか
健康になるためにこうしなければという
義務的なこと、禁止を薦めることも多い。

これは薦められても
楽しくないから、長続きしない。
それなら
自分の好きなことや楽しみを見つけ
それに打ち込むことの方が
健康になれるのではと思うのです。

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