迷惑をかけることを怖れずに

年をとることを
なぜ、怖れるかというと
よく聞かれるのは
「迷惑をかけたくない」
「こどもに迷惑をかけたくない」などという
声はよく聞きます。

人に迷惑をかけずに
生きたいという気持ちは
僕にもあるし、迷惑をかけていると思うと
大変恐縮してしまいます。

でも
夜中には年取った時だけでなく
一般的にも迷惑行為ということが
よくあります。

迷惑な行為は
自分が迷惑な行為だと認定しない限りは
迷惑とはカウントされないということを
忘れてはいけないのです。

人間の脳はかなり勝手なもので
自分が認識したくないものは
スルーできるようになっています。
ですから
「迷惑をかけている」と認識しないように生きれば
心穏やかに生きられるのでしょうか?

イヤイヤ、そんな生き方は
欺瞞であるのはいうまでもないことでしょう。

大体、迷惑をかけずに生きることって
人間はできるのでしょうか?
生まれてから、ずっと、誰かのお世話になって
生きることができていますし
究極、地球に対しては
迷惑ばかりかけているのは間違いないこと。

だから迷惑をかけずに生きることはできないと
自覚をして
だからこそ、感謝の気持ちを忘れずに
「ありがとう」の言葉とともに生きることが大事だと思うのです。

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