きちんと若さを卒業していく

前回年をとっても進化できる
どんな風に年をとりたいかを
考えておくことが大事だという話しを
書きました。が
生きていると確実に
老・病・死は迫ってきます。
肉体的な衰えは避けられない事実です。

ですから
老いることを畏れないことと共に
きちんと「若さを卒業していくこと」も大事なことです。
おじいさん、おばあさんになることを畏れるのではなく
かっこいいおじいさん、おばあさんになれるか
努力をしていくのです。

テレビを観ると
いつまでも美しく若々しい芸能人の
姿がクローズアップされます。
でも、同じ人間ですから
表側は変わらなくても
裏側は並々ならぬ努力もあり
犠牲とすることもあるでしょう。

芸能人は、自分自身が商品とも言える面があるので
いつまでも変わらないことに
価値があるのですが
周りにそんないつまでも変わらない人がいたら
魅力を感じるというより
少し畏れ多く感じてしまうのではないでしょうか?

人には
その時代、その時代での輝きがあるはずです。
年をとったら
美しさという感性の領域よりも
もっと内面的な知性の領域を磨くことが美しい年の取り方では
ないでしょうか?

いつまでも
若くいよう、若さにしがみつくよりも
若さを卒業することが大事ではないでしょうか?

母親が
我が子をもっとゆっくり大きくなって欲しいと願うように
老いもゆっくりゆっくり受け入れていくことが
大事なのでしょう。

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