月別アーカイブ: 9月 2022

甘いおやつには注意

前回(8/19ブログ)離乳食について書きましたが
今回はおやつについて。

おやつを与えないと
行けないと思っていませんか?
おやつの意義は
離乳食だけでは、栄養分が足りないので
補う目的で
一日3食の食事の間に
エネルギー補充の目的で
おやつが勧められました。

それが今では
おやつ本来の意義が薄れ
飽食の時代
甘い、お菓子などを楽しむという
時間になっています。

食事を楽しむ
おいしいお菓子もいっぱいあり
喜んでお菓子を食べている姿をみると
親もしあわせな気持ちになり
罪悪感もなく1日3回の食事よりも
おやつに重きをおいてしまうことも
あるのではないでしょうか?

食事について
思い出して欲しい原則は
今までの人類の歴史を鑑みて
おやつを感情的に流されると
社会毒につながることを
こころに留めておかないといけないのです。

特に気をつけないと行けないのは
「砂糖や甘いもの」を与えることです
人間はもともと砂糖を直接砂糖をとるようには
できていないのです。
ですから
砂糖を摂ると、体内で過酸化を誘導し
さらに進むと
体内で老化を促すAGEが生成され
肌や骨、血管に弊害を生じてしまいます。
それと
こどもではADHD、凶暴化、不登校などにも
影響があるともいわれ
こどもを悩ます社会毒の原因とも考えられます。

おやつは
与え方によっては
人生を狂わせることにもなりかねません。

喜ぶからではなく
必要なものを与えるという風に
意識していかないと行けませんね。

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朝の自分

朝、目覚めた時の
自分って・・・・・
昨日の自分に
今日の自分を
重ねても
どこか微妙にズレている
気がする
一日違いの
二人の自分
昨日はすでに
遠い過去
うれしいような
かなしいような
時間の経過
重ねたときの
そのズレが
美しくあることを
願って生きる
昨日の自分とは違う
今日の自分が
そこにいる

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赤ちゃんの太りすぎ

8ヶ月の赤ちゃんが受診。
保育園で太りすぎを指摘され、太りすぎを心配して受診。
ニコニコご機嫌で診察室に入ってきたけど、見てびっくり。
丸々ジャンボな赤ちゃん。13kgありました。
そこで今日は、太りすぎであわてない です。
生まれてすぐの赤ちゃんは、どちらかというと痩せ型。
でも、5,6ヶ月頃になると、まん丸な体型になって、
1歳の時には、体重は生まれた時の3倍、身長は1.5倍になります。
でも、時々母乳をよく飲み、
5.6ヶ月ですでに体重が10kg近くになり
流石に、太りすぎですか?と相談を受けることがあります。
かつては
乳児期に太ると
ずっと太りやすい体質になってしまうといわれたこともありましたが
現在では、乳児期の肥満と
大人の生活習慣病と関係性を示すデーターはありません。
ちなみに乳児期は生後1ヶ月から1歳未満をさします。
ハイハイをし出し、1歳を過ぎてつかまり立ちを始めると、
太っていた体型から
だんだん脂肪が落ちてくるから、
乳児期に太っていても心配ありません。
乳児期の間は
母乳もミルクもしっかり飲ませてあげてください。
回数も量も制限することはありません。
欲しがるだけ、好きなだけ
おっぱいを飲ませてあげてください。
ただ、どうしても肥満が気になる方は、
ミルクの飲ませ方をチャックしてみてください。
いつもよりゆっくり飲ませてあげてください。
ゆっくり飲むと、それだけで満足感が得られるので
ミルクを欲しがる間隔があくようになります。
ただ、1歳過ぎたら食生活に注意しましょう。
親の食生活に影響をうけ始めます。
規則正しい食事を心がけ、
高カロリー・高タンパク質の食事を控え
早食い、味の濃い食事、レトルトやお菓子などは
最小限にしましょう。
また
乳児期に太っていると
体が重たいので、
寝かされていることが多いように思います。
体が重たいと、どうしても運動不足となり。
その後本当の肥満になってしまうことがあります。
1歳過ぎたら、
積極的に体を動かしてあげてください。
このように
1歳までは、好きなだけおっぱいを飲ませてあげてください。
そして
1歳過ぎたら、正しい食生活を身につけさせてください。
幼児の食習慣から生活習慣病予防が始まってます。
食習慣は
大人になったときあわてないための育児です。

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