心の調べ」カテゴリーアーカイブ

天変地異が起こるのは

2024年は
突然の能登半島大地震という
未曾有の天変地異で始まりました。

ここ最近を振り返ると
阪神淡路大震災にはじまり
東日本大震災、熊本地震、
その他にも広島でも、秋田、新潟でも
大きな地震が起こっています。
そして、自然災害とは言えないまでも
コロナパンデミックなど
人間の力の及ばない形で
生き方を変えるような大きなことが
くり返されています。

そして、その間の世界や日本の情勢は
バブル崩壊、リーマンショック
湾岸戦争、ロシアののウクライナ侵攻
そして昨年からのガザ地区での戦争。
日本でも昨年末より政治家とお金の問題が
表面化しています。
ぱっと振り帰っただけでも
これらのことを思い出しますが
いいことは・・・残念ながら思いつきません。

それだけ、世の中は
都市単位、国家単位でも大いに乱れています。
この乱れが
この地球に生きている人々の
意識に影響しない訳はありません。
誰もがイライラを抱えて生きていて
そのイライラが大きな負のエネルギーを生み出し
自然災害を起こしてる気がします。

自然災害を防ぐことは
防潮堤を作るなどの物理的対策だけでは
不十分なのです。

人々が心から平穏に暮らすために
人々の生活が安定する生活基盤をつくることが
自然災害を防ぐことになるのです。

現在の世の中の動きに
心配しているのは、僕だけでしょうか?

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命に感謝

マラリアの研究で著名な寄生虫学者の
堤可厚先生がケニアのマサイ族と暮らした時に
酋長と交わした話。

酋長 「人間にとって一番大切なものは何だと思うか?」
酋長 「それは胃袋だ。
胃袋がダメになれば人間は死ぬ。
人間が死ぬ時には、食べ物が入らなくなる
だろう。
また、森で死んだ動物の腹を切り開いてみると
胃袋に必ず血が入っている。
だから、胃袋が一番大事なんだと」
このように答えたそうです。

また、こんな質問もされました。
酋長 「お前はどうして
眼がこの高さについているか知ってるか?」
酋長 「そんなこともわからないのか。
眼がここにあるのは、立って遠くを眺めた時
1日で歩いてたどり着く地点を見るためなのだ。
だから、誰でも、立って自分の眼の届く
ところまでは歩いていくことができるのだ。」

先生 「でも、身長が高い人もいるし、
低い人もいるでしょ?」
酋長 「背の高い人は、足が長いから
見える所も遠いけど、歩ける距離も
長くなるだろう?
そんなこともわからないのか(笑)」

この話を聞いて、ハッとしました。
胃袋がどうしてあるのか?
眼がどうしてここにあるのか?
考えたことも、実感したことも
元気なら考えないかもしれない。

過酷な大自然の中で生きている人は
目には目の働きが
耳には耳の働きが
胃には胃の大切さを感じながら
からだの一部分が
大切な役割をしていることを実感しながら
生きている。

その大事さを
我々は感じているだろうか?

現代人は
からだの臓器を部分を
部品と考えていないだろうか?
目には目、胃には胃の役割があるけど
ひとつひとつが
生命という全体を支えていることを
感じながら生きていくことができれば
もっと自分のからだを大事にすることが
できるのかもしれない。

からだ全体に支えられて
僕たちは生きることができている。
だから
からだひとつひとつの部分に
命に
生きていることに
感謝しなければならないのだと思う。

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燃え尽きることを怖れるな

目の前のことに一生懸命に取り組み
大きな目標を達成した先に見える
風景はどんな風景でしょうか?

その未知の風景を見るために
多くの人は頑張っています。
でもその目標の先にある風景が
自分の臨んでたものであるかどうかは
わかりません。

そして
目標を達成した人が
みんなしあわせになっているかというと
スポーツ選手など
目標を達成したその後目標を失い
その輝きを失ってしまう
人達の姿を見たことがあります。

ですから
将来燃え尽きてしまうことにならないか
不安を憶えることもあります。

しかし、例え燃え尽きたとしても
燃え尽きるまで頑張ることは
何かの目標に向けて
自分が持っている能力を全部使い果たす
経験ができたということ。

何かに、全力を
注げる経験ができたことは
人生の中でそんなにあるものではありません。

燃え尽きるまで
力を出し切ったことは
とてもしあわせなことなのです。
大事なのは、大事なのは
燃え尽きた先でどうするかなのです。

だから、燃え尽きることを
怖れずに
進んでいきたいし、進んで欲しい。

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TO WANT リスト

年が明け、いい一年にしようと
仕事モードにギアチェンジされてる方も
多いのでは。

そして
あれもしないと
これもしないと
忘れずにしないこと
が頭に浮かんできます。

そんな時
”やらないといけないリスト”を作ることで
やることが明確に見えてきて
仕事の効率があがるといわれています。
ビジネスの世界でいうところの
”TO DO リスト”ですね。
でも
”TO DO リスト”は
消化し終わると
スッキリするのだけど
消化するまでは
とても追い詰められた気持ちになり
中々進まないこともあるはず。

だから
こども達には
”TO DO リスト”
つまり
”やらないといけないリスト”
ではなく
”やりたいことリスト”
つまり
”TO WANT リスト”を
つけてみたらどうかなぁと思います。

”やりたいこと”のリストだから
ワクワクして
自分から
進んでどんどん消化していこうという
気持ちになるんじゃないかな
と思います。
そして
やりたいことのためには
やらないといけないこともある
と気がつくかもしれません。
やりたいことをするために
やらないことが見えてくるはず。
その時こそ
やらなければいけないリスト
”TO DO リスト”
の登場。
やるべきことと
やりたいことを
知って初めて
本当にやりたいこと
本当にやるべきことが
見えてくるような気がします。

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 元旦プチ占い

新年を迎えると、今年はどんな一年になるか
気になりますよね。
そこで、一寸したプチ占いを紹介します。

お正月、最初の外出時に
1番目に会った人が男性か女性かで
一年うぃ占うのです。

「男性」だったら
その年は活動的な一年になりますよ。
意識しなくても目標に向かって
精力的に動く一年になります。
目標がない人は、目標ができて
自分が頑張っていい流れに乗るという
「じぶんが動く俊」になります。

「女性」だったら
その年は穏やかな一年になります。
ガツガツしなくても
目標が向こうからやってきたり
いいことも寄ってきます。
平和でよい環境となる一年です。

もし、「動物」だったら?
何をやっても大当たりになる年です。

あなたは、家族以外で
今年最初に出会った人は誰でしたか?

☆新年の診療はは1月4日からになります。

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考える時間

人は
仕事における目標
人生におけるビジョン
将来どんな人間になりたいか
・・・
その答えを求めて
生きているのかもしれません。

でも
答えは誰も教えてくれません。
答えは
自分で考えて見つけるしかないのです。

アイデアを出す時に
突然ひらめいたということを
よくききますが
ひらめきというのも
偶然ではなく
ずっと考え続けた結果だと思います。

通勤中も
食事中も
誰かと雑談していても
テレビを見ていても
もちろん
仕事をしていても
常に考え続けてるから
ひらめくんだと思います。

ですから
考えること
それも考え続けることは大事。
考えるために
積極的に
考えるための時間を確保することが
大事なんだと思います。

考える時間を確保するために
まずやらないといけないことは
自分の生活を見直すことです。

不健康な生活
時間に追われる生活
乱れた生活の中からは
決して考える時間を確保することは
できないと思います。

考えることに集中するには
心身ともに健康でないといけないのでしょう。

そして
自分の生活に
考える時間を確保するとは
考える習慣を作ること。

一日1回でも考える時間を作って
みてください。
僕は、朝起きて30分以上
考える時間にあてています。

朝は
心も身体も頭もリフレッシュされています。
昨日までの雑念がリフレッシュされて
落ち着いて
物事を考えることができます。

朝は
電話がかかってることも
誰かが訪ねてくることも
ありません。
誰からも邪魔されず
細切れになることなく
ゆとりさえ感じながら
真っ白な紙に向かって
考えていると
・・・・
色んな思考があふれて来るから
不思議です。

是非
考える時間を確保してみて下さい。
すると
良き人生を歩む方法が
進むべき道が
きっとひらめきますよ。

☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著「どう生きてどう死ぬか 脳出血を経験した小児科医が観た生きる道」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。

Amazonで購入できます。https://amzn.asia/d/3kIDJaR

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輪廻転生受け入れることの恩恵

最近輪廻転生があると
仰る方が増えています。
僕も、輪廻転生はあると
信じる派ですが
輪廻転生のことを
実際に証明した人もいませんし
証明することは
現代の科学の力を結集しても
難しい問題だと思います。

輪廻転生の存在を証明することが
できなくても
直感的に
存在を信じることはできます。
そして
輪廻転生を受け入れることで
生きていく上で恩恵をうけることができます。

その恩恵とは
死に対する恐怖を克服することが
可能になるのです。

僕たちは
生きている限り
死に対する不安をもって
生きることになります。

死に対して
どうして不安になるかと言えば
それは
死によって全てが終わると考えるから
死によって
生きていた人生の価値が
無意味なものになってしまうと
考えてしまうからです。

輪廻転生があると思えば
今生での死で
僕の人生が終わるわけではない。
死に対する恐怖から解放され
人生に対して
永続的な価値を見つけ出すことが
可能になるのです。
そして
人生自体にたいしても
精神的な余裕が出てきて
人生に対して焦ることなく
ゆとりを持って、一歩一歩確実に
歩めるようになるのでは
ないでしょうか?

余裕を持って生きることは
別に怠惰な人生を送ることを
意味していることではありません。
人生の意味を深く考えられるようになり
自分の人生を
目先の利益にこだわることなく
充実させて生きることに目覚め
大切にいきようとするでしょう。

人生に対して
余裕の気持ちが生まれることで
人生そのものが豊かなものになるでしょう。

恐怖でなく
死を迎えるその瞬間まで
有意義に生きることができる。
そして
死の瞬間その時には
来世に対する希望に満ちあふれた気持ちで
その瞬間を迎えられることでしょう。

まだ誰も証明できていない輪廻転生
信じて生きてみませんか?

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死の考えところ変われば

死んだ後のことは
誰も経験したことをないことなので
そのことを正確に語ること
誰にもできません。

ですから
世界には様々な宗教が生まれたのでしょう。

そして
死についての考え方は
国によって変わります

死ぬことをどういってるか?
西洋では「命を失う」といい
インドでは「肉体を去る」という。
西洋では、人は肉体を持ち
肉体に魂が宿ると考えています。
インド人は、人の本質は魂であり
魂が一時的に肉体という衣を
まとっていると考えています。

同じようなことを言ってるようだけど
魂と肉体どちらに重きを置いてるかが
大きく異なっているのです。

魂重視か、肉体重視か。
インド人は魂重視で魂が本質と考えています。
ですからこの世での
感覚的な楽しみを追求し
世俗的反映や栄光、それを求める
文明や文化は砂上の楼閣であると考え
物質文明に象徴される繁栄は
一瞬光り輝くだけと考えていると思って
物質的な物を重視していません。

この世の生が終わる死は
終わりではない。
だから嘆き悲しむべきことではない。
死は旅の終わりであり
目的地についたときに
持ち主が車から降りるだけのことと
考えたのでした。

死については様々な考え方があります。
あなたは死についてどうかんがえますか?

☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室

詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm

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自然の恵みに感謝の気持ちを忘れてないですか?

最近読んだ本に
次のようなことが書かれていました。

「泉の水がきれいなら
ボウフラはわきません。
流れがよどむと、その中にばい菌がわきます。
その姿があなたなのです。」

こころの中に
よどみがあるから病気になるのです。

よどみが生じる理由は
生き方に問題があるからです。
自分勝手な枠を作って行動していないだろうか?
ひとりで頑張りすぎていないだろうか?
からだにいい食べ物があるときくと
食べ物という物質にめを向け
その食べ物自体に感謝する気持ちを
忘れていないだろうか?

いつも自分中心に考え
生活していないだろうか?

自分中心で生きているのは人間だけ。
人間以外の静物は
自然からの恵みをそのまま受け取っている。
自分中心ではなく
自然からいただける物をいただいている。

生きていく本能のままに
ただ純粋に
生きていくために自然の恵みをいただいている。

お金儲けのためや
自分だけが良くなればいいという
考えもない

そう考える生物学的生き方を
欲まみれになってしまった人間は
気づかないと行けないのかもしれない。

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6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室

詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm

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川っぺりのムコリッタ

「川っぺりのムコリッタ」という映画をみた。
題名をみても
どんな映画?かもわからず
カモメ食堂の原作者萩上直子さんの作品だから
じんわりとした映画だろうと
正直あまり期待せずに観にいった。

見終わった後
今観とかなくてはいけない映画でした。

「ムコリッタ」とは
「ささやかなしあわせの瞬間、今この時」
をあらわした
仏教の言葉。

その題名の通り
お金がなくてても、いや
お金がないからこそ
温かいごはんが食べれる
お風呂に入れる
そんな些細なことがしあわせなことなんだよ
と映画は教えてくれる。

川とは
この世とあの世の境を表してるよう。
人は死ぬと
誰もが骨になってしまう。
その骨は何も語らないが
骨になる前には
からだの中には魂があり
死んだ瞬間に魂は、ゆらゆらと金魚のように
空に昇っていくのだと。

魂は人には見えないけど
抜け殻として残った骨を
その人の変わりとして、人は扱っている
本当はそこにはいないのに。

最近”生と死”についてよく考えるが
その生と死について考えさせられ
今を生きることの大切さを表現した映画だった。

自分では決して選ばないような
マイナーな映画でしたが
観て良かったと思えた映画だった。

これも縁なんでしょうね

 

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6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室

詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.html

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