月別アーカイブ: 11月 2017

【真実の医療 15 : パスツールとルネ・カントン】

パスツールと
ルネ・カントンという医学者を知っていますか?

パスツールは
19世紀の後半の細菌学者。
顕微鏡を使って
コレラ菌、狂犬病の原因を発見し
それがワクチン、抗生剤の開発につながり
大きく医学が進歩し
近代医学の礎を作った
近代医学の祖と言われる方です。

それに対して
ルネ・カントンは
パスツールと同時代に活躍した
フランスの生理学者。
今は、パスツールさんと比べ
ご存知の方は、あまりいらっしゃらないかもしれませんが

パスツールのライバルで
二人の考え方が大きく医学会を
2分したと言われています。

二人の考え方は
同じ病気を見ても
全く違う考え方をしています。

ルネ・カントンさんは
こう言っています

生物は海の中で進化して
陸に上がってきた。
だから
我々の体の中、細胞は
海の中にいた時と同じ内部環境を保っている。

その海から持ってきた内部環境が乱れた時に
我々は病気になるのだと
だから
取り巻いている環境の塩分濃度、ミネラル成分など
内部環境を整えれば
病気にはならないし
病気は治るのだと考えました。

*海の塩分濃度は
今は3.5%ですが、昔は0.8%で
細胞外液の濃度と同じだったそうです

それに対して
パスツールは
病気になった臓器、器官に目を向け
原因を特定し
その原因の患部を直接処置することが
病気を治すことだと考えました。
だから
病気の直接原因を治療することに
全力を注ぎました

二人は、病気の捉え方が全く違います。

例えば
水槽の中で金魚が病気になった時に

ルネ・カントンは
水を変え、酸素を与え、水草を変え
水槽の中の金魚の生きていく環境を
変えようとします。

パスツールは
病気の金魚を調べ、原因を見つけ
薬を投与し、悪いところを切除するなど
金魚の原因部位の改善に手を尽くすでしょう。

みなさんもおわかりのように
パスツールの主張した医療が
現代医療の主流となっています。

どちらも
医療のアプローチの方法です。

どちらの治療が
いいとも悪いとも僕は思いません。

パスツールは、病気について教えてくれて
ルネ・カントンは健康について教えてくれている
のだと思います。

どちらも僕たちに
医療の在り方を教えてくれている
二人とも偉大な医学者だと思います。

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【真実の医療 12 :人間の歯はなぜ32本?】

人間の歯の数は、
門歯、犬歯、臼歯など
上下16本ずつ32本あります。

他の動物の歯は、
ニホンザルは人間と同じ32本、
猫は30本、犬は42本、象は26本、イノシシ44本と
動物によって、歯の数は様々です。

なぜ人間の歯は32本?

実はどのような歯を持っているかは
その動物の食性をよく表していんです。

例えば
肉食の動物は、
先が鋭く尖った“犬歯”が多く
草食動物は
植物を噛みきるのに適した薄く四角い“門歯”
そしてすりつぶす“臼歯”が発達しています。

何を食べればいいかは、
その歯に当てはめれば
いいというわけです。

人間の歯は
“門歯”が上下2対、“犬歯”が上下1対、“臼歯”が5対
肉を食べるための犬歯 1 : 植物を食べるための門歯と臼歯 7
という割合になります。

これを食事のバランスに当てはめると
動物食 が15%
植物食が 85%(穀類50% 野菜果物35%)
が人間にあったバランスのいい食事ということになります。

ちなみに
こどもの歯は
門歯上下2対、犬歯上下1対 、臼歯上下2対 の計20本
なので
動物食が20%
植物食が80%
成長に必要なたんぱく質を
おとなよりも多めに摂る必要があるんですね。

体の中は、
全て生活に合うようにできています。
その仕組みにあった生き方をすれば
健康で生きていけるんですね。

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【真実の医療11 : 愛は元気の源】

昨夜は、父の兄弟夫婦が勢ぞろい。
遠路遥々、東京、大阪、宮崎から集まり
久しぶりの再会に…
思い出話に花が咲き
池内家のルーツが次々に明かされ
温泉に入るのも忘れるぐらい
楽しく、濃い時間でした

でも楽しい時間は
お決まりのように
あっという間に過ぎていくもの
名残り惜しいけど
次回の再会を約束して
お開きとなりました。

帰る時、
80歳を超えている
おじ、おば、両親の顔を見てびっくり
来られた時より
目が輝き、豊かな笑顔
10歳以上若返ったような
活き活きしたお顔になってる。

そんな両親を見て
ふと思いました。

この生きている時間
“元気でいてもらいたい”と願い
“元気でいてね”と願ってくれてる
思い、思われ
思いが繋がっているから
人は未来に向かって
元気に生きていけるのかも

人は一人では生きていけない
家族の愛
友人の愛
多くの人の愛 に支えられて
生かされている

その愛を大事に受け取り
その愛をまた繋いでいく
それが
元気に生きる源なんだと

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