日別アーカイブ: 2017年10月14日

【真実の医療⑦ : “砂糖”は薬?】

最近、
疲れやすい、頭痛、平熱が低い
イライラしやすい、眠れない
よく風邪をひく
などの症状で受診される方が
目立ちます。

触診をすると
肝臓をとても痛がります。
血液検査で異常はないのですが・・・
肝臓が疲弊していることがわかります。

肝臓が疲弊している原因のひとつは
甘いものの摂りすぎです
現代ほど砂糖を摂りすぎている時代はありません。

砂糖を摂って
高血糖状態が続くと
糖尿病など
様々な病気を引き起こすので
からだは、必死で
血糖をコントロールしようとします

まず、高血糖状態を解消するために
膵臓からインスリンが分泌されます。
そして
インスリンによる血糖値の下がりすぎを防ぐため
副腎からアドレナリンという
ホルモンが分泌され
血糖値を安定させようとしています。

砂糖を摂取すると
血糖値が上がったり下がったりを繰り返します。

インスリンを出す膵臓
が疲弊すると糖尿病になります
そして
アドレナリンを出す
副腎が疲弊すると
副腎疲労症候群という病気を引き起こします。

最近
キレやすいなどの情緒不安定
 疲れやすい、頭痛、眠れない
などの症状は
この副腎の疲弊に関係があることが
わかってきました

また
糖を摂りすぎると
体内のミネラル(特にビタミンとカルシウム)が不足して
イライラしたり
骨がもろくなったり
食べ物の吸収が悪くなって
食欲がなくなったりします。

砂糖は
南国の食べものです。
南国の食べ物は
基本的にからだを冷やすものが多く
冷えの原因にもなります。

その他にも
血糖値が高いと
白血球の機能が低下して
免疫力が低下するので
風邪をよくひく
すぐ病気になるって
ことになります。

このように
砂糖を摂ることは
危険がいっぱいだって
ことを知ってください。

最後に砂糖の摂り方のポイントです。
薬と食べ物の違いは
すぐ、からだに効果が表れるかどうか。

砂糖は
激しい運動をした後、つかれた時に
摂取すると元気がでます。
寒い日に
甘いおしるこを食べると
からだが温まって元気になります。

砂糖にも
使い方によっては
いい面もあります。

元気を出したい時
砂糖を
食べ物でなく
薬と思って
摂取すると
摂りすぎないかもしれません   

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