月別アーカイブ: 12月 2011

明日からできる食物負荷試験~食べれることの喜びを~

一般的にアレルギーで困ってる方は多く
年々その悩みは増えててきている。
その中で、一番患者さんが困ってるのが
食物アレルギー。
それをどのようにすれば解決するかの
糸口となる講演を聴講してきた。

全国で唯一アレルギー科単科の個人病院
”おかべアレルギークリニック” 岡部貴裕先生。

今までずっと臨床畑一筋
そして、僕も北九州勤務時代お世話になり
その、実直な医療に感銘を受けていた。

そして、講演会でも
大きくうなずける点が多かった。

食べれるかどうかどうかは・・・・
食物負荷試験はやはりかかせない検査。
その検査をどのようにやっていくか
・・・・経験と実績に基づいた力強い講演。

食べれないことは、苦痛なこと
でも、どの食物も
大量に食べるないといけないわけではない
本人の好み、家庭の嗜好などに合わせて
安全に食べる量を決めてあげることが
・・・・・僕たちの使命。
そのために、行う
安全にできる食物負荷試験。

これなら、できる
僕も、先生を見習って、一歩を踏み出す時か。

最後に先生は
「食べることは
命をもらうこと
幸せをもらうこと」  と話を〆られた。
まさに、いつも思ってたこと

講演中に何度も先生に
”さぁ、始めてみよう”とポンと肩を叩かれた気がした

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山口県小児科学会山口地方会~栄養面からこどもの病気を考える~

山口県内の小児科医が集まる学会
日本小児科学会山口地方会に出席

各先生方が経験された貴重な症例の他に
高名な先生の貴重な講演も聞ける大変有意義な学会。

「乳幼児健診に必要な栄養学」
実践上司大学大学院食生活学科 古川 漸教授
の講演

こどもの病気を栄養面から講演され、
①ミルクを制限されているときは、カルシュウム不足に注意
②尿路結石の時はカルシュウムを制限するのではなく
シュウ酸を制限すること
③離乳食時におこる乳糖不耐症に対しては
徐々にミルクを増量することで耐性がえられること
④牛乳は、酸を中和するので虫歯の予防になる
⑤虫歯の予防は、糖をとらないこと
食後に牛乳を飲むこと
⑥チュアブル錠は、甘いが虫歯の原因にはならない
⑦食物除去中は、糖の代謝予備能力の低下が起こりやすく
ケトン性低血糖に注意
⑧小さく生まれた子どもは、出生後も代謝経路が
倹約型なので、普通に食べてしまうと、カロリーオーバーになる。
そのために生活習慣病になりやすい

などなど
目からうろこの話がたくさん。

明日から、患者さんに話す内容が濃くなって、
・・・・・ひとり熱弁をふるってるかも(笑)

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ソル・ポニエンテ~最高のロケーションで考えたこと~

休日のおでかけついでに
今流行のスペインバルを体感したくて
・・・・焼野海岸の・・・・

スパニッシュレストラン「ソル・ポニエンテ」へ
ここは夕陽が有名な焼野海岸に在って
夕陽は拝めなかったけど・・・・・
すばらしい夕焼けを見ることができた。

お店の人が言ってた。
毎日、同じ光景はない。
雲が、陽の傾きが、さまざまな表情を生み出すと・・・・・
自然の中にいると
一日として同じ日はない、
日々生きることのの大切さを・・・・感じるのかも

そして、晴れて、空気が澄んだ日は
由布岳まで見えるそうだ(驚)

そんな雰囲気満点のなかで始まったディナー

海鮮のフリッターに

牛カルビに
そしてデザートに・・・・・・お腹いっぱい、胸いっぱい。

ロケーション抜群のソル・ポニエンテ
クリスマスは・・・・どんな雰囲気になるのだろう

食後、隣の施設の温泉に入りながら
我が家のクリスマスどうしようかな
・・・・・
身体と心もスベスベになって
聖なる気持ちで考えてみた

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防府北基地のたこあげ大会~少年心を刺激されっぱなし~

航空自衛隊防府北基地の近くを通りかかると空にいっぱいたこが舞ってる
たこに少年心を刺激され
・・・・Uターンし、北基地の中へはいるとこども会たこあげ大会だった

会場に入ると

みんなでたこをあげてる
思い思いの絵が描かれたなたこ
連だこに、大たこに・・・・・・
様々なたこが青空のもと、風に中
気持ちよさそうにゆらゆら・・・・・なびいてる。

そんなたこを見ていると
こどもの時、
冬はたこをより高く上げようとして
野原を走り回ってた自分が思い出される
・・・・・
たこをあげてる人お父さんたちも
どこか楽しそう

自分も久しぶりたこをあげてみようかなぁ
・・・・・なんて思ってしまう
郷愁を誘う風景だった

今回初めて入った北基地

練習機はつかぜなど、飛行機が展示されてて
国防の秘密基地にいると思うと
またまた、少年心を刺激された

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新しい仲間が増えました

サンタ キッズ&ファミリークリニックに
新しい仲間が増えました。

ゾウさんです
愛嬌たっぷりなゾウさんです。

チェーンソーアートの林隆雄さんに作っていただきました。
以前、林さんの作品も見る機会があって
病院にこんなのがあったらいいなぁ・・・・・と思ってたら
縁があって、夢が実現しました

目がやさしそうでしょう
どこか、林さんの透き通る目に似てるような・・・・
まるで、生きているかのような表情
林さんとのツーショット写真をみてみると
林さんにじゃれてるように見える(不思議)

無事設置していただき
ゾウさんと林さんとの別れの時が・・・・・
涙はでてなかったけど
別れを惜しんでるような気がした。

大事に大事に育ててあげるからね

語りかけてあげると・・・・
ゾウさんが笑ってくれた???

次の日から、ゾウさんはみんなの人気者
ゾウさんもみんなも喜んでる光景
・・・・これも夢に描いてた光景

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防府小児科医会~よりよい小児科医療充実をめざして~

2か月に一回
防府市の小児科医が集まって勉強会を行っている。

山口県立総合医療センターや
市内の開業医の先生が一同に顔を合わせ
貴重な症例の報告があったり
様々な疾患についての情報交換
防府市の小児医療をよりよくするために論議したり
・・・・・
とても有意義な時間。

今回は
家にいる時だけ濁ったおしっこが出る症例の報告
があり・・・・みんなで知恵を絞りあった
そして昨年より、医療センターで行われてる
経口食物負荷試験の状況の説明を受けた。
食物アレルギーでお困りの患者さんは多くいらっしゃる。
食べれるかどうかの判定は重要であるし、難しい。
こんなときに
身近に食物負荷試験を行っていただける施設があると
とても有難い。
いきなり負荷試験ってわけにはいけないけど・・・・
日頃からかかりつけ医がしっかり患者さんのことを把握し
負荷試験の適応がある患者さんには
今後、お願いすることもあるだろう。

最近、大きな病院と開業医との病診連携が重要視されてるし
日々の診療していると、その大切さが実感させられる。

防府市小児科医会は
防府の小児科医療の充実と
こども達の明るい未来を願っている集まりの会
であるといつも実感させられる。

次回は年明け。
これから忙しい小児科医
インフルエンザにも負けず、みんな元気で
・・・・来年もがんばりましょう

おまけ

今回は特別に
たかはしさんのお弁当付きでした。
ごちそう様でした。

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防府で見つけたこの秋一番

晴れた午後、外出した折に
ふと周りを見回してみると
天神山が、大平山が、右田岳が、向島が・・・・
赤、黄色に彩づいてる。
こんなに防府が彩づいてるのに、びっくり。
愛用の自転車を道づれに
防府紅葉狩りの旅に出た。

まずは、防石鉄道跡に。
ここは、四季の変化が富んでるところ

防府駅の銀杏もみごと
秋色に染まった町をさらに走り
・・・・めざしたのは、防府天満宮。
鳥居をくぐり、石段を上っていると
鮮やかな赤色が目に入り、
思わず芳松庵の中に・・・・

そこは、目に鮮やかな幽玄の世界が待ってた。

もう、言葉はいらない
ただただ・・・・感動
日本人であること、
そして日本に生まれたことを誇りに思った瞬間

帰り道
松崎小学校の銀杏の木もみごと。
こどもたちを
やさしく見守ってくれてるのだろう銀杏の木

北原白秋の童謡を口ずさみながら・・・・・帰った

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小倉の町はクリスマス一色

夜の小倉の町は光で輝いてた

小倉井筒屋の前は
まるで神戸のルミナリエのように輝いてた。

そして、紫川には

光のトンネルが出現

光り輝く光のトンネルを通って

光のトンネルを抜けると
そこには・・・・・

スノーマンがいたり

メルヘンの世界でお出迎えしてくれた。

そして、リバーウォークの大きなクリスマスツリーが。
恋人たちは、肩を寄せ合って・・・・・

小倉の町はクリスマス一色
光に包まれ、温かい気持ちに包まれる

おとなも
クリスマスが待ち遠しくなる

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保護中: 千草ホテル”ミル・エルグ”~初体験のフレンチレストラン~

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動物由来の細菌感染症の増加~ペットブームの影で~

山口大学連合獣医学研究科 度会 雅久教授による
「動物由来の細菌感染症ー産業医に必要な知識」
の講演を聴いてきた

ペットブームの昨今
それによって増えている
ペットからの経皮感染が問題になってるレプトスピラ症
日本でも感染している人が意外に多いQ熱(ワイル病)
ジフテリアを発症するコリネバクテリウム・ウルセランス感染症
などを
わかりやすいスライドを使って講演された
(*スライドはレプトスピラ菌です)

そして、話の中心は
今年ユッケ事件で注目された腸管出血性大腸菌感染症。
原因菌としてO-157が知られているが
その他にも、O-104など様々なものが知られている。

この菌が怖いのは
10%の人に溶血性尿毒症症候群に移行し
血小板減少や溶血性貧血、
尿量の減少、脳症などの重篤な合併症を引き起こすこと。

画像のように
菌が赤血球(ドーナツ型の円形のもの)を吸着して、病気が発症します

この菌が産生する
Shiga toxin(志賀トキシン)と言われる、
日本人の名前がついてるけど
コレラ菌も同様な毒を産生して
・・・・この怖い毒素が原因で合併症が引き起こされる。
根本治療はまだ確立されていないのも、問題。

このように近年動物由来の感染症がふえているけど
ペットの健康管理の重要性
そして
文明が進み
グルメブームで生を食べることが増えたことの
警鐘・・・・・なのかもしれない

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